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明治開化 安吾捕物帖/坂口安吾
評価:
坂口 安吾
角川グループパブリッシング
¥ 660
(2008-06-25)

ノイタミナ枠で12年10月〜12月期に放送された『UN-GO』の原案小説です。

私はアニメを見て原案小説に興味を持ったので、
読み始めのときからついついアニメキャラを登場人物に当てはめてしまったのですが、
そうすると

小悪魔的な探偵助手  が ムサい薩摩出身の人気戯作者 だったり
クールで美人な女検事 が ムサいオヤジな剣術使い だったり
女検事のイケメン部下 が 恰幅の良い(※イメージ)警視総監 だったり

なので、最初はそのイメージ違いに悩まされました(笑)
それから文章が講談調?というか、表記もちょっと独特だったので
それに慣れるのにも少し時間がかかりました。
(「ずっと」を「ズッと」とか、「はじまったかエ」とか。
 これは私の読書力が落ちてるせいもあると思いますが…反省)

それにしても登場人物の翻案もそうですが、
よくぞこの原案をSFに昇華できたなぁと感嘆します。
舞踏会殺人事件もそうだし、風守の事件もそうだし。

…と、アニメの話は置いておくことにして。

小説自体も面白かったです。
意外と凄惨だったり、
女の立場からすると「なんだかな…」と思う部分が無きにしも非ず、
ではありましたが。

「血を見る真珠」「ああ無情」「時計館の秘密」などは明治らしい感じがしました。
ご一新での世の中の乱れに乗じて、みたいなところが
当時の時代の空気を映しているようで。

それにしても「覆面屋敷」は救われない…救われないわ…
あ、それから「石の下」は何度か読み返しましたがオチがわからなかった。
誰か!誰か私に解説を!


なかなか入手しにくい本のようですが
(私もAmazonで買おうとしたら品切れで、知人にお借りしました)
興味のある方は是非読んでみてください。
推理物好きにも時代物好きにも、読み応えのある作品だと思います。


作品名「め」 | comments(0)
猫を抱いて象と泳ぐ/小川洋子
評価:
小川 洋子
文藝春秋
¥ 1,780
(2009-01-09)

・小川洋子作品は好きなのですが…嫌いじゃないのですが…
・残念ながらこれはダメでした。何故だろう。
・最初「救いがない(わたし基準)からか?」と思ったのですが
 これ以上に救いがない話もなくはないような気がするし。
・リトル・アリョーヒンがなぜかダメだった。
・ほかの登場人物は大丈夫なのに主人公がダメなんて。orz
・ちなみに私が一番好きなのはマスターでした。
・次点がミイラ。
・繰り返しますが、ほかの小川作品では大丈夫なはずのモチーフも
 今回に限りなぜか受け付けなくて、
 これは私の精神状態が悪かったとしか言えないのかも。
・(精神状態は読後の感想にかなり影響を与える、と思っています)
・しかしもう少し、ほんの少しでも彼が「幸せ」だと
 私が思えるラストだったらこんな感想にはならなかったかも…とも思う。

作品名「ね」 | comments(3)
小惑星探査機 はやぶさの大冒険/山根 一眞
・流行ものに飛びついたな!と笑いたくば笑え。
・完全文系人間なだけに科学にはあこがれがあります。
 (『コペル21』は愛読してたからね)
・返却期限が迫ってきていて駆け足で読みましたが、
 はやぶさが地球に帰還するまでの7年間の軌跡に涙が出そうでした。
・実際収録されていた帰還時の写真見て落涙しましたよ。
・無機物に対して愛着を抱くのは日本人の特性、みたいなことを
 どこかで聞いたことがありますが、
 これだけ関わって愛情もって取り組んできたんだもの、
 むしろ特別な感情を抱いて当然だと思うのは私だけでしょうか。
・はやぶさが成し遂げたことがどれだけすごいことか。
・本1冊読んだ程度の私が語ることではないですが、
 でもとにかく「すごい!」ということは十分に理解し、深く感動しました。
・ちなみに本日(12月7日現在)金星探査機「あかつき」君が頑張ってます。
・ちょっと不安定でくるくる回っているそうですが、
 はやぶさ兄貴に続いてなんとか頑張って持ち直してほしいですね。

作品名「し」 | comments(0)
鋼の錬金術師 27巻/荒川弘
・終わってしまった…私の社会人生活を支えてくれた作品が…
・読み終えたとき号泣するんじゃないかと思っていたのですが、
 清々しい朝焼けを見るような、背筋をぴんと伸ばすような、
 明鏡止水の心境でした。
・多くは語りますまい。
・ただ、この作品に出会えて、私は本当に本当に幸せでした。
・ありがとうエド。ありがとうございました荒川先生。




・…ところで劇場版は万難排して観に行きたい。

作品名「は」 | comments(0)
天地明察/冲方丁
評価:
冲方 丁
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,890
(2009-12-01)

・今年の本屋大賞受賞作品。
・読み始めは「ラノベかっ!」(ラノベ否定ではないけど)と思いましたが
 いやいや面白かった。
・改暦するってことはものすごい影響を及ぼすのだなぁ。
・特に経済面については目から鱗でした。
・でも中盤までの面白さ、展開に比べて後半は駆け足過ぎる印象。
・1冊に収めるにはあの構成が正しいのだろうし、
 後半部分を詳細に書いたところで面白くないかもしれませんが
 前半の濃さに比べるとあっさりしすぎていて物足りないな、と思いました。
・しかしそうした不満点も吹き飛ばすくらいに面白かったです。


作品名「て」 | comments(0)
青眉抄/上村松園
・『序の舞』はフィクションなんだな、と再認識できた随筆集。
・フィクションなんだからどうこう言うつもりはないのですが、
 これだけ芯のあることを書く人があのヒロインではありえない、
 と思ったのもまた事実。
・何かを成し遂げる人は、やはり芯の強さと凛とした気配を持ってるなぁ。
・生まれながらに、なのか、努力して得たものなのか。
・凡人としては後者だと信じて日々精進していきたいものです^^;


作品名「せ」 | comments(0)
序の舞/宮尾登美子
評価:
宮尾 登美子
中央公論社
---
(1985-01)

・私が読んだのは図書館で借りた単行本上下巻でした。
・上村松園展(行けなかった。orz)をやっていた関係で
 日経の夕刊に上村松園のお気に入りの一枚を紹介、解説するコラムがあり
 その中にこの『序の舞』が挙がっていたので興味を惹かれ。
・実像の松園とは違うよーという評判をちらほら目にしたので
 それを頭に置いて読んでいました。
・ん、まぁ確かにここまで絵に打ち込む人が男にふらふらするかしら、
 という違和感はあった。
・説得力がないわけではないんだけど、そこだけちょっと違うような気が。
・しかし男性関係に関すること以外は非常に面白かったです。
・私は二人姉妹の姉なので、志満の扱いが不満だったけど(^^;
・勢以さんについては、読む前はただ盲目的に娘を守り鼓舞し、
 みたいな母親かと思っていたのですが
 読んでみるとそういう感じではなかったですね。
・ずっと読んでいると京都弁が頭の中に入り込んでしまって
 日常でもうっかり似非京都弁をしゃべりそうになってしまって困ったw
・上村松園の随筆集『青眉抄』が借りられたので、
 今度は松園さんの生の言葉を読んでみようと思います。


作品名「し」 | comments(0)
必要なものがスグに!とり出せる整理術!/池田暁子
・『片づけられない〜』よりも私にはこちらのほうが役に立ちそうです。
・私も文房具とか家の中に何か所かバラバラで置いてるしな…
・ポイント自体は2点しかないんだけど、何度か熟読して頭に叩き込み、
 年内には実行→完了まで行きたいものです。
・うちの家、片付けてるつもりなんだけど「雑然としている」のよね…
・片付けているつもりの状態を見た、実両親そして実妹までもが
 「片付いてない」と言いましたので、なんとかしたいのよー!!!!!


作品名「ひ」 | comments(0)
片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術/池田暁子
・さすがにここまでの汚部屋住人ではありませんが(笑)
 参考にはなりました。
・台所から片付ける、ということには納得。確かにあんまり頭使わなくていいもんね。

作品名「か」 | comments(0)
大奥 6巻/よしながふみ
・壮絶、の一言だった6巻。
・よしながふみは本当にすごい…
・綱吉の一生は一体なんだったのでしょうか。
・なんかもういろいろと悲しい。
・久通はあれですね、策士というか。
・情がない、と言ってしまっては言い過ぎなんだろうけどねー
・しかし姉が死んで直後に「おめでとうございます」って言うかね。
・忠義者といえばそうかもしれませんが…
・次巻は江島生島事件ですね。
・ところでこれはどう収拾つけるんだろうか。
・毎作品ラストで悔しがらされてる(いい意味で)ので期待しています。
・けどラストは予想つかない。どうするんだろ。

作品名「お」 | comments(0)